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今回は、PNFで治療を用いる際に物理的視点が必要かどうかについて紹介していきたいと思います。
PNFに物理視点が必要?
結論必要になります。
理由として、イラディエーションを用いるときに重要になります。
PNFで間接的治療時にイラディエーションを用いることは多々みられます。
その際に、物理的視点も重要になります。
イラディエーションを考える際に、
ニュートンの第3の法則(作用・反作用の法則)視点を考慮が必要となります。
物体Aから物体Bに力を加えると、物体Aは物体Bから大きさが同じで逆向きの力(反作用)を同一作用線上で働き返すので、押した力と跳ね返ってくる力は等しいとあります。
![](https://www.xn--pnf-0y9dk2o5xrsielx0e.website/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2404-1024x570.jpeg)
臨床での使用例は?
臨床場面では、この原理を利用して、骨盤帯のパターンを用いて
患側上肢の筋収縮など間接的に機能を促通することがあります。
対象者によって反応は異なってきますが、抵抗方向や抵抗の量など
物理的視点を考慮することで良い反応が出ることが多いです。
また、支持基底面の考慮も重要になります。
支持基底面が広い状態では、刺激が分散しますが、
狭い状態で行うとよりピンポイントに介入することができます。
例)側臥位で下肢の位置、座位での上下肢の位置等
![](https://www.xn--pnf-0y9dk2o5xrsielx0e.website/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2316-1024x682.jpeg)
まとめ
以上PNFに物理視点が重要かについて紹介していきました。
物理的視点は、間接的治療には、重要な要素の一つになるので、
ポイントを押さえて介入していきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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