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今回は、レベル4整形の受講前に必要な事前学習について紹介していきたいと思います。
講習会の日程はタイトなので、事前学習が必須になってきます。
また、テストもあるのでポイントをおさえていきましょう。
座学
整形分野全般的に学習を進めていきます。
整形分野での基本的なことから、術後や保存など
各部位や症候別のPNFの臨床応用方法や、
疾患の症候に対してどのようにPNFを用いた治療を進めていくかなどを中心に行なっていきます。
実際の臨床場面を中心に講義が進みますので、復習が必須になると思います。
![](https://www.xn--pnf-0y9dk2o5xrsielx0e.website/wp-content/uploads/2023/08/IMG_1985-1024x535.jpeg)
事前学習オススメとして
・PNF基本的な所
(哲学、テクニック、原理・手段)
・臨床推論
・痛み(侵害受容、痛みの概要、各パーツ別の疼痛由来)
・運動制御
・整形疾患(頚椎・肩・腰・股関節・膝・足関節等)
の事前学習がオススメです。
普段臨床でみたことない疾患も多々でるので、PNFだけでなく
整形の基本的なこともおさえておく必要があります。
実技
疾患別のPNFの治療や、症候、パーツ別の臨床でのPNFの活用を行っていきます。
臨床例に対してどのように治療を行なっていくかが中心となってきます。
また、最終日にテストがあり、
・臨床例のお題が出され実際に治療を行う
・指定されたパターンを行う
を行うことになります
講習会で行った治療例などは必ずおさえておきましょう。
![](https://www.xn--pnf-0y9dk2o5xrsielx0e.website/wp-content/uploads/2023/08/IMG_1988-1024x542.jpeg)
事前学習のオススメとして
・間接的治療(肩、体幹、下肢等)
・パターン(グリップ、筋活動、両側性パターン)
・バリエーション(側臥位、伏臥位、座位、立位等)
・テクニック
(可動域改善、筋力の向上などの目的)
実技は、講義の中で発表があるのでPNFを使った治療のバリエーションが重要となります。
そのため、発表内容が重ならないように肢位やパターンを変えたものを数個用意する必要があります。
特にイラディエーションを利用した治療は必須になるので、運動連鎖は押さえておきましょう。
患者デモ
患者治療:5日の講習会中4日間治療を行なっていきます。
整形疾患の方の治療を行なっていきます。
初日に振り分けがあり、ペアと一緒に1人の方の治療を行なっていきます。
四肢・脊柱疾患の
保存の方や術後の方などの治療を行なっていきます。
治療期間中のどこかでテストがあり、2日目のペアもいれば4日目のペアもいます。
治療は受講生2人1組で進めていき、
対象者と一緒にゴールを決めて治療を進めていきます。
活動レベルの問題と構造レベルの問題を決めて
数値化できる各テストを行なっていきます。
テスト時は、治療を10~15分進めていくので治療をダイジェストで行なっていきます。
別記事で、治療・評価のポイントについて紹介していますので、
気になる方はご覧ください。
![](https://www.xn--pnf-0y9dk2o5xrsielx0e.website/wp-content/uploads/2023/08/IMG_2134-1024x604.jpeg)
事前学習として
・パターン
・ボディーメカニクス
・テクニックの手順・目的
・構造レベルの評価
・活動レベルの評価
・動作分析
PNFを利用して治療を進めていくので、
哲学・基本的原理等の利用や活動・参加レベルの改善に向けて
治療を行なっていくので、身体機能訓練だけでなく、
ポジションを変え活動レベルの治療を行う必要があります。
まとめ
以上レベル4整形受講前に必要な事前学習について紹介していきました。
レベル4受講される方は、レベル5受講前のコースにもなる方もいると思いますので、
テストも重要ですが、積極性も評価にあたるので、コース中に気になる点があったら
質問などをしていきましょう。
また、海外のインストラクターのコースの受講になる方もいるので
英語の学習も必要になることがあります。
別記事で英語について紹介していますので、気になる方はご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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