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今回は、PNFパターンで重要になる対角線について紹介していきたいと思います。
別記事でオススメ学習教材を紹介していますので、気になる方はご覧下さい。
PNFの対角線とは?
対角線とは、多角形の隣り合わない二つの角の頂点を結ぶ線分。
また、多面体では、同一平面上にない二つの頂点を結ぶ線分になります。
PNFパターンは、3次元的で螺旋的・対角線的な運動になります。
運動パターンを行う際は、関節の複合的な動きで対角線の動きになるので
時計を使って説明されることがあります。
例)上肢屈曲-外転-外旋→伸展-内転-内旋
反対の付け根に向けて動かす、1時から7時の方向に動かす。
PNFパターンの対角線の考え方は?
パターンの動きとして、時計で説明されることが多いです。
対角線は、身体の中心点で交差し
肩関節と股関節を結んだ位置から、平行移動させた所に2つの対角線ができます。
四肢・肩甲帯/骨盤帯などのパターンを行う際はこれらを意識して行う必要があります。
セラピストの位置も重要!?
そのため、パターンでは、これら軌跡(Groove)を意識して行うことと
セラピストの身体の位置も軌跡上や軌跡に近づいた平行線上に位置する必要があります。
セラピストの位置が異なると
・抵抗をかけにくい
・目的の筋活動がでない
・放散を用いた治療の際に上手く反応が出ない
などの原因にもなります。
まとめ
以上PNFの対角線について紹介していきました。
最初は、身体の位置やパターンの運動方向など意識する点は多くありますが、
パターンを上手く行うためにも、意識して行っていきましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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