PNF level4中枢受講前に必要なことは!?(事前学習編)

IPNFAコース事前準備

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今回は、レベル4中枢の受講前に必要な事前学習について紹介していきたいと思います。

講習会の日程はタイトなので、事前学習が必須になってきます。

また、テストもあるのでポイントをおさえていきましょう。

座学

中枢分野全般的に学習を進めていきます。

脳生理や姿勢制御などの基本的なことから、

症候別のPNFの臨床応用方法や、疾患の症候に対してどのようにPNFを用いて治療を進めていくかなどを中心に行なっていきます。

実際の臨床場面を中心に講義が進みますので、予習・復習が必須になると思います。

オススメ事前学習

・PNF基本的な所

 (哲学、テクニック、原理・手段)

・臨床推論(ICF,SMART)

・陽性徴候,陰性徴候,適応現象

姿勢制御(上行性経路,下降性経路,体幹筋群)

・運動制御,運動学習

・中枢疾患(CVA,MS,SDH,PD,Spinal Cord Injury)

の事前学習がオススメです。

普段臨床でみたことない疾患も多々でるので、PNFだけでなく

中枢の基本的な所は事前に抑えておく必要があります。

実技

疾患別のPNFの治療や、症候、パーツ別の臨床でのPNFの活用を行っていきます。

臨床例に対してどのように治療を行なっていくかが中心となってきます。

また、最終日にテストがあり、

・臨床例のお題が出され実際に治療を行う

・指定されたパターンを行う

を行うことになります。

臨床例は、お題に沿った活動レベル、問題点に合わせて、

例)歩行時の下垂足、反張膝、姿勢変換等

テクニック、パターンなどを用いて行っていきます。

講習会で行った治療例などは必ずおさえておきましょう。

オススメ事前学習

・間接的治療(肩、体幹、下肢等)

・パターン(グリップ、筋活動、両側性パターン)

・バリエーション(背臥位、側臥位、腹臥位、座位、立位等)

・テクニック

 (安定性改善、筋力の向上、協調性改善などの目的、手順)

実技は、講義の中で発表があるのでPNFを使った治療のバリエーションが重要となります。

そのため、発表内容が重ならないように肢位やパターンを変えたものを数個用意する必要があります。

特にイラディエーションを利用した治療は必須になるので、運動連鎖は押さえておきましょう。

患者デモ

患者治療:5日の講習会中4日間治療を行なっていきます。

中枢疾患の方の治療を行なっていきます。

初日に振り分けがあり、ペアと一緒に1人の方の治療を行なっていきます。

治療期間中のどこかでテストがあり、2日目のペアもいれば4日目のペアもいます。

治療は受講生2人1組で進めていき、

対象者と一緒にゴールを決めて治療を進めていきます。

活動レベルの問題と構造レベルの問題を決めて

数値化できる各テストを行なっていきます。

テスト時は、治療を10~15分進めていくので治療をダイジェストで行なっていきます。

別記事で、治療・評価のポイントについて紹介していますので、

気になる方はご覧ください。

事前学習として

・パターン

・マット動作

・ボディーメカニクス

・テクニックの手順・目的

・CI評価(数値化できる構造レベルの評価)

・FAL評価(数値化できる活動レベルの評価)

・臨床推論

・動作分析

PNFを利用して治療を進めていくので、

哲学・基本的原理等の利用や活動・参加レベルの改善に向けて

治療を行なっていくので、身体機能訓練だけでなく、

ポジションを変え活動レベルの治療を行う必要があります。

また、FAL、CI評価はとゴール設定と結びつくものが好ましいです。

上肢の協調性や体幹の安定性などを数値化できるCI評価は難儀すると思いますが、

活動・参加レベルと繋がっているものを行っていきましょう。

また、別記事で治療の流れを紹介していますので、気になる方はご覧ください。

まとめ

以上レベル4中枢受講前に必要な事前学習について紹介していきました。

レベル4受講される方は、レベル5受講前のコースにもなる方もいると思いますので、

テストも重要ですが、積極性も評価にあたるので、コース中に気になる点があったら

質問などをしていきましょう。

また、海外のインストラクターのコースの受講になる方もいるので

英語の学習も必要になることがあります。

別記事で英語について紹介していますので、気になる方はご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

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