【 ベーシックコース受講前事前準備は何が必要!?】(学習編)

IPNFAコース対策

国際PNF協会のlevel1.2受講前にオススメな事前学習について紹介していきます。

別記事でおすすめ書籍を紹介していますので、気になる方はご覧ください。

講習会の構成は?

ベーシックコースの内容は、大きく分けると座学実技患者治療を行なっていきます。

PNFの基礎的なことを学んでいくことになります。

座学

座学ではPNFの基本的な概念・原理・手段や、PNFの神経生理学的な原理などについて講義が行われていきます。

また、運動学習や運動制御段階や歩行やマット動作(起居動作や四つ這いなど)の基本的な所を学んでいきます。

事前学習で必要な点として

・テクニック(目的や種類)

・神経生理学(抑制・促通(放散・時間的加重、空間的加重)、伸張刺激等)

・歩行分析(歩行の相や筋活動・正常と代償動作等)

神経生理学は、がっつり読み込むというよりは原理や概要を抑えていれば、大丈夫だと思います。

実技

実技には、パターンやテクニックだけでなく、マット動作(起居動作、四つ這い、膝立ち等)、歩行、呼吸・顔面があります。

事前学習として、

・パターンの種類(四肢・肩甲帯・骨盤帯)

・パターンの要素(近位・遠位の運動・軌跡)

・パターンのグリップ(近位・遠位の把持位置)

・テクニックの手順

・歩行(歩行相)

の学習や練習がオススメです。

特にパターンを行う際の、グリップの位置や身体の使い方(ボディーメカニクス)は重要になります。

患者治療

講習会では、実際の患者さんに対して治療を行なっていきます。

活動レベルの目標を患者さんと一緒に決めPNFを用いて治療を進めていきます。

事前学習項目として、

・動作分析(歩行・階段昇降、物の運搬等)

・テクニック

(可動域・痛み・協調性の改善など、どのテクニックを用いるか)

・短時間で行える構造レベルの検査

(数値化できる評価:可動域、筋力、痛み、バランス)

・活動レベルの検査

(数値化できる評価:歩行速度、上方リーチ距離、段差の高さ、動作の行いやすさ等)

解決したい目標が家事動作(掃除機をかける動作や拭き掃除等)や応用動作(草むしりやゴルフのスイング等)などもあるので、動作分析が重要となります。

関連書籍だけでは、PNFの内容を完全に理解することは難しいとは思いますが、

事前学習を行うだけでもより講習会を有意義に進められると思います。

一緒に頑張っていきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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